https://www.sankei.com/article/20211108-YNK6DOPZ7VKUNNI7SLIRGUJMOY/
2021/11/8 11:30


https://www.sankei.com/resizer/cHi4ZtpCzA50zQQXH6TrhTYftMU=/1200x0/filters:focal(579x343:589x353)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/VCQBS54MBNISXMTRIRMZO4IYQU.jpg
東京・霞が関の農林水産省

政府は8日、新型コロナウイルス禍に対応した外国人のビジネス関係者や留学生、技能実習生らに対する入国制限を大幅に緩和し、各省庁が申請の受け付けを始めた。昨年末から原則認めていなかった新規入国を条件付きで容認した。ワクチン接種済みの日本人帰国者らの待機期間は従来の10日から3日に短くした。

農林水産省には8日午前、外国人技能実習生の入国申請に関する問い合わせが相次いだ。農水省幹部は「どれだけ申請が膨らむか分からない」と述べた。

接種済みでビジネスや就労目的での3カ月以内の短期滞在者は、入国後の待機が最短3日となった。観光目的の入国は一時停止を続けるが、年内をめどに再開に向けた検討に入る。

大手商社、伊藤忠商事の石井敬太社長最高執行責任者は5日、緩和について「完全にポジティブ」と歓迎した。