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2021年11月11日10時58分

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韓国大統領選の保守系最大野党「国民の力」候補、尹錫悦前検事総長=5日、ソウル(AFP時事)




 【ソウル時事】来年3月の韓国大統領選の保守系最大野党「国民の力」候補、尹錫悦前検事総長は11日、フェイスブックで「大統領になったら、就任後直ちに韓日関係改善に乗り出す」と述べ、改めて関係立て直しへの意欲を表明した。


 尹氏はこの日、故金大中元大統領の地元である南西部の全羅南道・木浦を訪問した。尹氏は、「反省とおわび」「未来志向」を盛り込み、1998年に金大中氏と当時の小渕恵三首相が発表した日韓共同宣言に触れ「その時ほど韓日関係が良かった時はなかった。しかし、文在寅政権で悪化するところまで悪化した」と指摘。就任後、同宣言を再確認する考えを示した。
 尹氏は「日本という隣国を地球上の他の所に移すことはできない。好きでも嫌いでも共に生きる知恵が必要だ」と強調した。