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2021-11-17 03:55

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ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
彼の「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、思考の原点をマジメに語った『1%の努力』は、34万部を超えるベストセラーになっている。
この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

 専業主婦をマウンティングしてくる人
日本では、「夫婦共働き」でないと生活が厳しい人が増えています。給料の安い若者ならなおさらそうでしょう。

とはいえ、一部のエリートは、高い所得を得ることができているので、どちらかが専業主婦(専業主夫)になることもできるでしょう。

あるいは、親が金持ちであれば、親からの支援があったり、家や土地をもらえたりするので、家計に余裕ができて専業主婦ができるような人もいますよね。

それはそれで、別に自由にすればいいんですが、特に都内では「専業主婦ができている私は勝ち組だ」みたいなマウンティングが起こっているようなんですよね。

 正社員には戻りにくいよね?
専業主婦でいられることは、果たして勝ち組なんでしょうか。

生活費を稼いでもらって家で家事や育児をやって過ごせるのであれば、それは「生活保護をもらっている人」と条件はそんなに変わらないと思います。

じゃあ、「生活保護をもらっている私は勝ち組だ」と自慢する人はいるのか? たぶんいないと思います。

それと同じで、お金がある分、自分の時間が増えて、その時間を何に使っているのかが重要なんだと思います。

たとえば、動画を作ったり、絵や漫画などのコンテンツを作ったり。自分の時間を自分の好きなことに打ち込むために使って、なんならワンチャン稼げそうなことをやっているのなら、勝ち組なのかもしれません。

ただ、専業主婦になることだけが勝ち組なのではないと思います。まあ、離婚する可能性もゼロではないですし、いざ働かないといけなくなっても、なかなか正社員にはなれずにアルバイトやパートから始めることにもなりますしね。

 心の中では受け流せばいい
マウンティングされたときに「本当に羨ましい」と思うかどうかが肝心です。

「いいな、私も働きたくないな」と思うのか、「いや、いざというときにキャリアが役に立つのは私のほうだ」と思うのか。

いずれにしても、「へえ、いいね〜」と軽く受け流すだけでいいと思います。

マウンティングする人も、本当に不安なく専業主婦をやっているわけではないと思いますし、その不安を隠してアピールすることで承認欲求を満たしているだけかもしれませんしね。

「へえ、いいね〜」と口では言いながら、心の中では「私のほうが人生有利だけどね」と思っていればいいんです。そういう自慢は言わぬが花ですね。見栄を張る人の発言に、いちいちムカついていても仕方ないと思いますよ。

ひろゆき