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2021/11/17 19:10



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リモートで対談する焦桐さん(左)と池澤春菜さん=文化部提供

(台北中央社)台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは16日、「味の台湾」と題したトークイベントを誠品生活日本橋で開催した。声優でエッセイストの池澤春菜さんと台湾の食文化に詳しい作家、焦桐さんが台湾の食と文学についてリモートで語り合った。

今回のイベントは、台湾文化センターと誠品生活日本橋が共同で取り組む「日台文学交流フォーラム」の第3弾として開催され、約300人が参加した。

日本で先月、台湾の食べ物の味わいをつづった書籍「味の台湾」を出版したばかりの焦桐さんは、食をテーマにした文章を書きたいと思っている若者は表現力を養う訓練をするべきだと強調。また文学作品を読むことで想像力と創造性を深められると創作活動に対する考えを語った。

台湾のグルメに関する書籍を出版したことがある池澤さんは、文化のある場所にはおいしい食べ物が集まっていると指摘。自身の書籍で紹介した食べ物の中には、焦桐さんの作品を読んで実際に食べに行ったものもあると明かした。

台湾文化センターによると、台湾の食を題材にした書籍を日本に紹介するため、「味の台湾」をテーマにしたブックフェアを誠品生活日本橋で12月末まで開催。台湾の味を再現できる調味料と食材のセットも販売している。

(邱祖胤/編集:齊藤啓介)