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毎日新聞 2021/11/19 06:18(最終更新 11/19 08:47) 376文字




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カナダのトルドー首相(左)と握手を交わすバイデン米大統領=AP

 バイデン米大統領は18日、来年2月の北京冬季五輪に米政府高官らを派遣しない「外交的ボイコット」について「検討している」と語った。ホワイトハウスで記者団の質問に答えた。

 米議会では、中国の新疆ウイグル自治区などでの人権侵害に抗議の意を示すため、外交的ボイコットを求める声が与野党から上がっている。米選手団は予定通り派遣されるとみられる。



 バイデン氏と中国の習近平国家主席は15日(日本時間16日)にオンラインで会談したばかり。実際にボイコットを決断すれば、米中間の緊張がさらに高まる可能性がある。

 外交的ボイコットについては、米紙ワシントン・ポストのコラムニスト、ジョシュ・ロギン氏が16日、複数の関係者の話として同紙のコラムで報じていた。ロギン氏によると、米国の動きに同盟国などが追随するかについては、各国の判断に委ねるという。【ワシントン鈴木一生】