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2021年11月22日18時36分

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第一生命ホールディングスが入るビル=東京都千代田区




 第一生命ホールディングス傘下のネオファースト生命保険は22日、70歳時点の歯の残り本数に応じて保険料を割り引く認知症保険を販売すると発表した。契約者が70歳になる年に、永久歯が20本以上残っていれば、保険料を1〜3割程度割り引く仕組みで、こうした制度の導入は業界初という。販売は12月から。


 商品名は「認知症保険toスマイル」。認知症と診断され、要介護1以上と認定された場合に100万〜500万円の保険金を支払う。40歳から加入でき、70歳になる年の「判定日」に永久歯が20本以上あれば、その後の支払いが割り引かれる。判定日の2カ月前までに残存歯数の証明書を提出する必要がある。また、70歳以降の加入者は割引を受けられない。