https://mainichi.jp/articles/20211122/k00/00m/010/278000c

毎日新聞 2021/11/22 21:25(最終更新 11/22 21:25) 341文字




https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/11/28/20201128k0000m040173000p/9.jpg
大阪府庁=芝村侑美撮影

 大阪府議会の最大会派・大阪維新の会は22日、議会を長期欠席した議員の報酬をカットする条例改正案を開会中の定例会に提出する方針を決めた。無免許運転で在宅起訴された木下富美子・元東京都議(22日に辞職)に対して欠席中の報酬が支払われた問題を受け、同様の事態を防ぐ狙い。

 維新は府議会で過半数を占めており、提案されれば成立する公算が大きい。

 所属議員らによると、定例会期間中の本会議や委員会などを全て欠席したケースを対象とする。定例会が閉会した翌月から、再び出席した月の前月までの報酬を全額カットする。期末手当も、報酬の不支給期間に応じて減額する。



 産休は対象から外す。新型コロナウイルスなどの感染症にかかった場合や、医師の判断で入院し議会が欠席を了承した場合も例外とする。【鶴見泰寿】