https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/11/23/kiji/20211122s00042000582000c.html
[ 2021年11月23日 05:30 ]

https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/11/23/jpeg/20211122s00042000629000p_view.jpg
22日、日本記者クラブ主催の討論会に出席し、ポーズをとる(左から)逢坂誠二氏、小川淳也氏、泉健太氏、西村智奈美氏の立憲民主党代表選立候補者4氏
Photo By 共同

 立憲民主党代表選(30日投開票)に立候補した逢坂誠二元首相補佐官(62)、小川淳也元総務政務官(50)、泉健太政調会長(47)、西村智奈美元厚生労働副大臣(54)の4氏が22日、日本記者クラブ主催の討論会に臨んだ。4氏とも衆院選での共産党との野党共闘に間違いはなかったとして来夏の参院選も連携を続けるべきだと主張した。

 参院選に向けた野党共闘の在り方については、逢坂氏が「限定的な閣外からの協力」という共産と衆院選で合意した政権構想を再議論する考えを表明。「国民感覚から相当ずれていた」と述べた。小川氏は「政策的な議論や国民の理解が必須だった」と主張。泉氏は野党共闘の訴え方に問題があったとした。西村氏は、地域事情に応じて進めるべきだったと振り返った。

 討論会は候補者が他候補者に質問する形式だったが、西村氏の「政治の女性参画について」の問いに対し、小川氏が「女性執行部の増加に努力したい」と返答した以外は具体策が出ることはなし。全体的に盛り上がりに欠けた印象となった。