https://www.daily.co.jp/gossip/2021/11/24/0014865452.shtml
2021.11.24

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 橋下徹氏(2015年撮影)

 日本維新の会創設者の橋下徹弁護士と、同党幹事長代理の足立康史衆院議員が、ツイッター上での応酬がヒートアップし、激しいバトルに発展している。

 23日付で足立氏が橋下氏の投稿を引用して「このコメンテーターの限界は国政を知らないこと」と投稿すれば、これに橋下氏が「各メンバーの働きくらい想像できなければ大阪府市政改革も、都構想の住民投票も、0から政党作って代表を務めることもでけへんで」「あんたの視点のままなら永久に維新の代表にはなられへんな」と反撃している。

 衆院選後、橋下氏は維新の議席大幅増は、現状は大阪維新の活動が根幹で、これまでの党国会議員団の活動には物足りなさを指摘していた。維新新人が明らかにして問題化した文通費に関しても、党国会議員団には今後対応を含め厳しく評している。

 これらを橋下氏がツイッターでも連続投稿し、足立氏も応じていたが、これまでを含めた文通費に対する対応について橋下氏が「維新国会議員団が大阪維新の看板を汚す」と投稿すると、足立氏が「日本維新の会は『改革派気取り』でなく『改革派』。気付いたら反省し直ちに党として判断する。コメンテーターの筋違いの批判、表現は、メディアの限界」と返した。

 これで火花が散ると、足立氏は「大阪維新の会の応援だけをするとテレビに出れなくなるから、党国会議員団の批判をしてバランスを取ってるのでしょう。それは、テレビに出続けるための橋下さん一流のテクニック。私たち日本維新の会は、マスコミの指摘、前代表の指摘に対し、傾聴すべきはしますが、筋違いの批判には反論を厭いません」と投稿した。

 橋下氏は「世間のことを何も知らない国会議員。ただでさえ維新創設者として制限がかかっとるわ。もっと世間の経験をしろ」と反論するなど、紛争状態となっている。