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2021年11月24日19時39分

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中国外務省の趙立堅副報道局長＝１月、北京




　【北京時事】中国外務省の趙立堅副報道局長は２４日の記者会見で「中国は自国の需要に基づいて石油備蓄を放出する」と表明した。米国の放出要請に応じたものかどうかは明言しなかったが、中国も備蓄放出で日米など主要消費国と足並みをそろえることになった。


　バイデン米大統領は２３日（米国時間）、原油価格の高騰に対応するため、中国や日本などと協調し、石油備蓄を放出すると発表した。
　趙氏は「主要消費国の備蓄放出に留意している」と説明。中国は消費国、生産国の双方と意思疎通を続けており、「協議と協力を通じて石油市場の安定を確保したい」と述べた。
　一方、中国は長期にわたって独自のエネルギー安全保障に取り組んでおり、独立した国家石油備蓄のシステムを構築していると強調した。