2021年11月24日19時30分



世界各国で新型コロナウイルスのリバウンドが伝えられている。アジアでは韓国がとくに深刻だ。新規感染者数が「過去最高」を更新している。ハイテクを駆使するなど韓国独自の「K防疫」を自賛していたはずなのに、なぜコロナが再拡大しているのか。日本のメディアでも盛んに取り上げられている。

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「ブースター接種」を早めるもよう



 ほぼ100%がデルタ株
韓国の2021年の新規感染者数は、6月末までは1日数百人程度で推移していた。しかし、7月になって1000人を超え、9月末には2000を突破。一時は3000人台に。10月にいったん1000人台に下がったが、11月になって急増。3000人前後の日が増えて、「過去最高」が報じられるようになっている。

韓国の人口は約5200万人。日本の半分以下だ。したがって、8月にT日当たり2万5000人を超えたこともあった日本のピーク時に比べると、まだ少ないが、隣国の再拡大だけに日本にとって大いに気になる。最新状況を伝える報道も目立っている。
「"K防疫"を自慢したはずの韓国でコロナ感染爆発」(東京スポーツ、11月18日)
「"緩和"の韓国で過去最多感染・・・三つの要因を解説」(テレビ朝日、11月18日)
「新型コロナ新規感染3292人、過去最多 防疫措置緩和で急増――韓国」(時事通信。11月18日)

韓国紙・東亜日報によると、韓国で現在流行中の新型コロナウイルスはほぼ100%がデルタ株。


半分は「ブレークスルー」
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