https://japan.focustaiwan.tw/politics/202111240006
2021/11/24 17:29



https://imgcdn.cna.com.tw/Jpn/WebJpnPhotos/1024/2021/20211124/800x600_816652244680.jpg
米主催の民主主義サミットに出席する唐鳳政務委員(左)と蕭美琴駐米代表

(台北中央社)外交部(外務省)は24日、バイデン米政権が来月9〜10日にオンライン形式で開催する「民主主義サミット」に、デジタル政策を担当する唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員(無任所大臣)と蕭美琴(しょうびきん)駐米代表(大使に相当)が出席すると発表した。

米国務省は23日までに、台湾や日本など約110カ国・地域を同サミットに招待すると明かした。権威主義からの防衛▽腐敗との戦い▽人権の尊重の推進――をテーマに各国・地域の代表らが議論を行う。

外交部は、バイデン大統領に対して感謝を表明。唐氏は国際社会に向け、台湾の民主主義擁護や科学技術とデジタル民主主義を通じたガバナンスの強化などについてスピーチするとしている。

また今回招待を受けたことは、台湾が長年にわたり民主主義と人権の価値観を推進してきたことへの評価だと強調。具体的な内容については米国側が現在調整中だとし、外交部は引き続き米国側と協力し、適切な時期に説明するとしている。

外交部は、台湾は民主主義体制の安定に尽力してきたと強調。民主主義サミットで各国に台湾民主化の物語を分かち合う意欲があると訴えた。

(鍾佑貞/編集:齊藤啓介)