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毎日新聞 2021/11/26 14:18(最終更新 11/26 14:18) 有料記事 701文字




 政府は、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)を30日に再開する方向で調整に入った。7月下旬を最後に中断しており、約4カ月ぶり。岸田政権発足後初めての開催で、岸田文雄首相も出席する予定だ。皇族数確保策の制度化に向けた海外の事例調査が完了したことを踏まえ、最終的な答申の取りまとめに向けた検討に着手する。複数の関係者が25日、明らかにした。

 政府は有識者会議の最終答申を受け、国会に検討結果を報告する方針。松野博一官房長官は今月下旬、衆参両院議長と面会し、これまでの議論の経過や今後の日程について説明を行った。来年の通常国会中にも成案を得たい考えだが、会議の議論次第ではずれ込む可能性もある。

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