https://www.jiji.com/jc/article?k=2021112601142
2021年11月26日21時04分




 政府は26日、外国人ビジネス関係者らの入国申請などを受け付ける専用のウェブサイトで、申請者がアップロードしたパスポート画像などの個人情報を他の申請者が閲覧できる不具合が見つかったと発表した。25日午前にサイトの運用を始めたばかりだったが、同日夕に利用を停止。プログラムを修正し、26日朝に受け付けを再開した。


 サイト開設は新型コロナウイルスに関する水際対策の緩和の一環。政府によると、34人分のパスポート画像や入国後の活動計画書、在留資格認定証明書が他の申請者から一時閲覧できる状態にあった。
 牧島かれんデジタル相は記者会見で「あってはならない不具合であり、おわびしたい」と陳謝。内閣官房などは「再びこのような事態を発生させないよう一層の管理体制強化に努める」とのコメントを出した。