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[ 2021年11月29日 05:30 ]

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イベントで歩行する姿を披露する自民党の谷垣禎一元総裁
Photo By 共同

 自民党の谷垣禎一元総裁は28日、自転車事故で重傷を負い、車いす生活となって以来、初めて公の場で歩く姿を披露した。東京都内のイベントで、トレーナーの補助を受けながら約3分間歩いた。終了後、記者団の取材に「格好良くは歩けなかったが、今後のリハビリにつながる」と語った。

 同時に「障害や病気を抱える人が自ら頑張れるよう、国や自治体のバックアップが必要だ」と強調した。

 福田康夫元首相に人前で歩くよう勧められたのがきっかけという。イベントは、谷垣氏が通う脊髄損傷患者専門のトレーニングジムが主催した。

 谷垣氏は党幹事長時代の2016年7月、自転車事故で頸髄(けいずい)を損傷。17年10月の衆院選に出馬せず、議員を引退した。