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2021年11月29日07時56分

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28日、タイ中部ロッブリ県で、餌に群がるサル

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28日、タイ中部ロッブリ県で、果物や野菜を食べるサル




 【ロッブリ(タイ)時事】タイ中部ロッブリ県で28日、野生のサルに果物や野菜などの餌を与える毎年恒例の奇祭「モンキー・ビュッフェ・フェスティバル」が行われた。サルは寺院の境内などで餌に群がり、「食べ放題」を楽しんだ。


 ロッブリ県は「サルの街」として知られる。県内にあふれるサルは、商品を盗むなどのいたずらをする一方、観光客の呼び水となっており、祭りは感謝の気持ちを込めて1989年に始まった。
 用意した餌は約2トン。周辺に生息する約1000匹のサルが競うようにつかみ、口に運んだ。観光客のドイツ人女性ジルケさん(40)は「風変わりで興味深い。サルに飛びつかれて怖かった」と語りながら、カメラのシャッターを押していた。