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2021年11月29日19時33分

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世界保健機関(WHO)本部=スイス・ジュネーブ(AFP時事)




 【ジュネーブ・ロイター時事】世界保健機関(WHO)は29日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について、国際的に拡散する公算が大きく、世界規模のリスクは「極めて高い」と分析した加盟国宛ての報告内容を発表した。


 WHOは「オミクロンには前例のない数の(感染に関わる)スパイクたんぱく質の変異があり、一部はパンデミック(世界的大流行)の今後の行方に影響を及ぼし得る」と指摘。各国に対し、優先度の高い集団へのワクチン接種を加速させるとともに、感染者増大に備え、保健体制維持のための「(負担)緩和計画を立てる」よう促した。