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2021年12月01日10時05分

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記者会見する篠崎宇部市長＝１１月２９日午後、同市




　山口県宇部市は、市出身の庵野秀明氏が総監督を務めたアニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の興行収入１００億円突破と、市制施行１００周年を記念する企画「まちじゅうエヴァンゲリオン」を始める。期間は１２月２４日から来年５月８日まで。


　企画では、映画に登場する駅のモデルとなったＪＲ宇部新川駅などを巡るデジタルスタンプラリーを実施。来年３月からは、市内の飲食店で作品の世界観をイメージした料理を提供するグルメフェアや、「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁」によるジオラマ・フィギュア展も開かれる。
　篠崎圭二市長は１１月２９日、ＪＲ宇部新川駅で記者会見を開き、「まちじゅうエヴァンゲリオンを発動します」と宣言。「市の認知度向上や、交流人口の増加につなげていきたい」とした上で、「作品の世界観を壊さないように取り組んでいく」と語った。