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2021年12月01日11時49分

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ホンジュラス大統領選で当選を決めた左派野党連合のシオマラ・カストロ氏=11月28日、テグシガルパ(AFP時事)




 【サンパウロ時事】28日に実施された中米ホンジュラスの大統領選挙で、中国との関係を重視する左派野党連合のシオマラ・カストロ氏(62)が当選を決めた。女性大統領は同国初。まだ開票途中だが、ロイター通信によると、対立候補の右派与党・国民党のナスリ・アスフラ・テグシガルパ市長(63)が30日に敗北を認めた。


 中央選管によると、開票率52.6%の段階で、カストロ氏は得票率53.4%、アスフラ氏は同34.1%。カストロ氏は29日に事実上の勝利宣言を行っていた。
 ホンジュラスは台湾と外交関係を結ぶ数少ない国の一つだが、カストロ氏は選挙戦で「当選すれば、すぐさま中国と外交、通商関係を結ぶ」と発言。新政権が台湾と断交し、中国と国交を開く可能性がある。