https://www.sankei.com/article/20211202-UBUAWMR5OBMTNCK4Z7SAVMLTGY/
2021/12/2 12:56



資格外活動の許可を受けていない中国国籍の女をリラクゼーションサロンで働かせていたとして、警視庁保安課などは入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、東京都港区新橋の「リゾートスパ・レオン」の経営者、神尾勝容疑者(58)=神奈川県小田原市中村原=と、同区赤坂の「リラクゼーションサロン ヴォーグ」の経営者、池野豊容疑者(54)=千葉県流山市西初石=を逮捕した。それぞれの店で働いていた中国国籍の女3人も、同法違反(資格外活動)の疑いで逮捕した。池野容疑者は容疑を一部否認し、他の4人は認めている。

逮捕容疑は、神尾、池野容疑者は6月中旬ごろから11月中旬ごろまでの間、それぞれが経営する店で、資格外活動の許可を受けていない中国国籍の女3人を働かせ、中国国籍の女3人はそれぞれ、許可のない状態で働いたとしている。

保安課によると、神尾容疑者は池野容疑者に従業員を紹介しており、両店で働いていた女性もいたという。店舗ではオイルマッサージや洗体などを行っていた。両店はそれぞれ開店してから3年以上が経過しており、これまでに1億円以上を売り上げていた。

神尾容疑者は「コロナの影響で客が減り、従業員も辞めたので短期間ならばれないと思った」、中国国籍の女らは「コロナで仕事がうまくいかず収入が必要だった」などの趣旨の供述をしているという。