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2021年12月02日14時20分

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2020年10月、スペイン北東部カタルーニャ自治州バルセロナで、人通りの少ない通りを歩く男性(EPA時事)




 【マドリード・ロイター時事】スペイン北東部カタルーニャ自治州の保健当局は1日、11月下旬に採取した下水のサンプルから新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の可能性のある痕跡を検出したと明らかにした。


 遺伝子検査で確認されれば、南アフリカがオミクロン株の発見を発表した11月25日の時点かそれ以前にカタルーニャに同株が存在していたことを意味する。
 記者会見した自治州の保健当局幹部によると、「この株と関連する特定の変異を持つサンプル」が自治州内の複数の地域で見つかった。スペインではこれまでにオミクロン株の感染例が2例確認されている。