https://www.jiji.com/jc/article?k=2021120201035
2021年12月02日19時00分

https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/202112/20211202at61S_p.jpg
1日、ジュネーブで記者会見するグリフィス国連事務次長(AFP時事)




 【ジュネーブAFP時事】国連人道問題調整事務所(OCHA)は2日に公表した報告書で、2022年には世界の2億7400万人に人道支援が必要になるという見通しを明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大が続くとともに、気候変動や紛争が多くの人々を飢餓の淵に追いやることが背景にある。


 グリフィス国連事務次長(人道問題担当)は記者団に対し「(困窮している人が)これほど多かったことはかつてない」と訴えた。22年は今年より17%増加し、世界の29人に1人が支援を必要とする計算という。