https://www.sankei.com/article/20211203-OXATFY6BBBKHTDP2EI2APDAZIM/
2021/12/3 23:12


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公正取引委員会＝東京都千代田区（宮川浩和撮影）

公正取引委員会は３日、事件関係者約１５０人分の個人情報を含む行政文書を紛失したと発表した。約１０年前に排除措置命令を受けた会社の提出資料で、従業員の氏名などが記載されていた。外部への流出は確認されておらず、誤って廃棄した可能性もある。審査は終了しており、公取委は関係者に紛失を報告し、謝罪した。

公取委によると、１０月に独禁法違反事件記録の監査で紛失が判明した。原因は不明だが、保存が必要な文書ではないと誤認して廃棄した可能性があるという。

公取委は「文書管理の確認の徹底や定期的な研修を実施し、再発防止に努める」としている。