https://www.jiji.com/jc/article?k=2021120400201
2021年12月04日06時40分




 【パリ時事】フランス大統領府は3日、アラブ首長国連邦(UAE)との間で仏戦闘機ラファール80機と軍用ヘリコプター12機の売買契約を結んだと発表した。パリジャン紙によると、総額は170億ユーロ(約2兆2000億円)超。マクロン大統領は契約締結後、記者団に「史上最大の契約だ。同盟国の治安はわれわれの利益でもあり、仏国内の雇用創出にもつながる」と語った。
 契約は、マクロン氏のドバイ訪問に合わせて行われた。仏紙ルモンドによると、2027年から納入される。これまでにUAEのほかにラファールの購入契約を結んだのは、カタール、インド、ギリシャ、エジプト、クロアチアの5カ国。