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毎日新聞 2021/12/4 20:42(最終更新 12/4 20:42) 有料記事 659文字




 国連総会本会議は2日、来年2〜3月の北京冬季五輪・パラリンピックに合わせた休戦を加盟国に求める中国提出の決議案を採択した。173カ国が共同提案したが、中国をにらむ協力枠組み「クアッド」を構成する日米豪印は加わらなかった。中国の人権状況を懸念したとみられる。

 五輪開幕まで2カ月の4日、中国は河北省張家口の会場で国際テスト大会を開き準備を加速。国際オリンピック委員会(IOC)の評価も得ていると強調している。

 北京五輪を巡っては、新疆ウイグル自治区での人権問題などを理由に、政府高官を派遣しない「外交ボイコット」が欧米などで取り沙汰されている。元副首相に性的関係を強要されたと告白した女子テニス選手、彭帥さんの問題もスポーツ界や国際社会が注視する。

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