https://www.sankei.com/article/20211210-RB5HD7N6ZFPSFAGPPGSFINM47I/
2021/12/10 07:13


https://www.sankei.com/resizer/KdWy8lt2CttS5m6n9IneP9S7YIw=/1200x0/smart/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/SHW7ECSW25LJDNBSKACBYFMJWM.jpg
横須賀港に入港する英海軍の空母クイーン・エリザベス=9月、神奈川県横須賀市(萩原悠久人撮影)

インド太平洋地域に展開し日米などと共同訓練を実施した英軍の最新鋭空母「クイーン・エリザベス」が9日、約6カ月半の派遣を終え英国に帰港した。英政府が発表した。中国けん制の目的もあったとみられ、派遣は同地域を重視するジョンソン政権の安全保障戦略の象徴となった。

クイーン・エリザベスを中核とする空母打撃群は5月下旬に出航し、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)で日本に初めて寄港。その後、沖縄南西の海域で海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦いせや米海軍の原子力空母ロナルド・レーガン、カール・ビンソンと共同訓練を実施した。

英政府によると、今回の派遣で日本や韓国を含む44カ国と連携した。

ウォレス国防相は9日「平和と繁栄の基礎となる秩序と自由を守るという決意を示した」とのコメントを発表した。(共同)