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2021/12/15 13:40



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メルクの台湾投資を発表する同社のベックマン経営執行委員

(台北中央社)独メルクの台湾法人は14日、台北市内で記者会見を開き、エレクトロニクス部門の新たな生産ラインを南部・高雄市に設置すると発表した。今後5〜7年間において台湾に170億台湾元(約695億円)を投資する。

同社によれば、対台湾投資はエレクトロニクス部門の「Level Up(レベルアップ)」成長プログラムの一環。これにより約400人の就業機会を創出し、半導体・テクノロジー事業の台湾での従業員数は倍以上になる見通し。

投資計画は段階的に進められ、来年には南部サイエンスパーク(科学園区)の高雄園区に15ヘクタールを超える生産センターを建設する予定。

記者会見に出席した高雄市の陳其邁(ちんきまい)市長は「われわれは必ずや最高のビジネスパートナーになることだろう」と述べ、世界最強の半導体産業集積地を築くことに意欲をみせた。

(潘智義、王揚宇/編集:名切千絵)