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毎日新聞 2021/12/18 10:39(最終更新 12/18 10:39) 293文字




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作業員がトンネル内に取り残され、その後救出された大庭浄水場=大阪府守口市で2021年12月17日午前9時17分、本社ヘリから北村隆夫撮影

 大阪府守口市の大庭浄水場で掘削中だった地下のトンネルに土砂などが流れ込んだ16日の事故で、トンネル内に取り残されていた20代の男性作業員が18日朝、2日ぶりに救出された。衰弱しており病院に搬送されたが、自力で歩けて意識もはっきりしているという。

 浄水場を管理する大阪広域水道企業団などによると、事故は16日午前9時半ごろに発生。別の浄水場との間をつなぐ工業用配水管を埋設するため、地下24メートルでトンネルを掘削していたところ、地下水や土砂が流れ込み、作業中だった男性3人のうち1人が取り残された。消防などが排水や土砂撤去を進め、18日午前8時20分ごろに内部から救出した。【村松洋】