https://www.sankei.com/article/20211218-2IDQ4MJHNFPCPI32T7PBYBHJMY/
2021/12/18 10:20


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平壌の錦〓山太陽宮殿を訪れた金正恩朝鮮労働党総書記(前列左から3人目)=17日(朝鮮中央通信=共同)

【ソウル=時吉達也】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)朝鮮労働党総書記の死去から17日で10年を迎え、金正恩(ジョンウン)総書記は同日、正日氏の遺体が安置された錦〓山(クムスサン)太陽宮殿を参拝した。朝鮮中央通信が18日報じた。

同通信は、正日氏が「自身の全てをささげ、子孫万代の尊厳と繁栄の土台を強固に築いた」と報道。正恩氏が父、正日氏と祖父、金日成(イルソン)主席の立像に献花し、参加者らとともに「崇高な敬意を表した」と伝えた。

参拝には崔竜海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長、趙甬元(チョ・ヨンウォン)党書記、金徳訓(ドックン)首相、朴正天(パク・ジョンチョン)党書記らが同行。正恩氏の妹の金与正(ヨジョン)党副部長の同行も確認されたが、正恩氏の夫人、李雪主(リ・ソルジュ)氏の姿はなかった。

宮殿前の広場で17日に開かれた正日氏の追悼大会では、党や朝鮮人民軍、政府幹部とともに出席した正恩氏が、式典の最中に目を潤ませる様子が朝鮮中央テレビで放映された。