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2021/12/18 19:59



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フレデリック・デュマ仏下院議員

(台北中央社)訪台中のフランス国民議会(下院)議員のフレデリック・デュマ氏は17日、台湾との関係を強化したリトアニアが中国から外交関係を格下げされた問題について「フランスは中国の制裁を恐れるべきではない」との考えを示した。

デュマ氏を含むフランス下院の超党派訪問団が台北市内で開いた記者会見で述べた。

中華民国(台湾)は先月18日、リトアニアの首都ビリニュスに「台湾代表処」(大使館に相当)を設立し、業務が開始された。

これに反発した中国は同21日、リトアニアとの外交関係を築くための政治的基盤が破壊されたとして同国との外交関係を「代理大使級」に引き下げると発表した。

デュマ氏は、新型コロナウイルス発生源の独立調査を主張したことで中国から制裁を受けながらも同国との対立を決意したオーストラリアを例にフランスもそうしなければならないと語った。

フランス国民議会の親台派議員連盟主席ド・リュジ氏が率いる議員団6人は、15日に台湾入りし、蔡英文(さいえいぶん)総統らを表敬訪問するなど、台湾との親交を深めた。一行は19日まで滞在する予定。

(鍾佑貞/編集:荘麗玲)