https://www.sankei.com/article/20211220-ZOYBBX7575MK3CKYPCCA4QGVZU/
2021/12/20 10:24


日銀が２０日発表した令和３年７〜９月期の資金循環統計（速報）によると、家計が保有する金融資産の残高は９月末時点で前年同月比５・７％増の１９９９兆円となり、比較可能な平成１７年以降で過去最高を更新した。新型コロナウイルス禍に伴う消費抑制が続いたほか、株価上昇で資産の時価評価額が膨らんだ。

家計の金融資産の内訳は、現金・預金が３・７％増の１０７２兆円だった。外出などの自粛で支出が抑制された。株式などは２８・６％増の２１８兆円、投資信託は２４・０％増の９０兆円に伸びた。保険・年金などは１・１％増の５３９兆円だった。