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毎日新聞 2021/12/20 12:24(最終更新 12/20 12:44) 443文字




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警視庁パトカー=吉田航太撮影

 電動アシスト自転車のバッテリーを盗んだとして、警視庁少年事件課は20日、東京都中野区に住む都立通信制高2年の男子生徒(19)を窃盗容疑で逮捕したと発表した。容疑を認め、「2020年夏前から、中野、杉並の両区で40個以上盗み、フリーマーケットアプリで50万円以上稼いだ」と供述しているという。

 逮捕容疑は9月24日午後6時〜同26日午後1時半ごろ、中野区のアパート駐輪場で電動アシスト自転車1台のバッテリー(時価2万5000円)を盗んだとしている。フリマアプリで愛知県の男性に1万9000円で売ったとみられる。



 少年事件課によると、男子生徒は過去に盗んだ時に撮影したバッテリーの画像をフリマアプリに掲載し、買い手との売買が成立した後に同機種のバッテリーを盗む「受注方式」で窃盗を繰り返していたとみられる。オートバイで街中を物色し、道路に面したアパート駐輪場などを狙っていたという。後輩1人にも手口を教え、盗品1点を販売するごとに4000円の手数料を受け取っていたとみて調べる。【柿崎誠】