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2021年12月21日08時16分

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バングラデシュの森に帰す前のビルマムツアシガメ＝１９日、南東部チッタゴン（自然保護団体ＴＳＡ提供）（ＡＦＰ時事）

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【図解】バングラデシュ南東部チッタゴン




　【ダッカＡＦＰ時事】バングラデシュで活動する自然保護団体が１９日、ビルマムツアシガメ１０匹を南東部チッタゴンの森林深くに放した。森林伐採と密猟で、絶滅の危機が心配されるカメの生息数を回復させる活動の一環で、責任者は２０日、「非常に大きな第一歩だ」と胸を張った。


　かつて、うっそうとした熱帯林に多数生息していたこのカメだが、チッタゴン丘陵地帯からはほとんど姿を消してしまった。道路建設や開発のため植生が破壊されてきた上、カメは地元の民族料理でも重宝される。