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毎日新聞 2021/12/21 17:39(最終更新 12/21 17:39) 278文字




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田中英寿・日本大学前理事長

 所得税法違反(過少申告)で20日に起訴された日本大学前理事長の田中英寿被告(75)について、東京地裁は21日、保釈を認める決定を出した。保釈保証金は6000万円。東京地検が準抗告せず、保釈保証金が納付されれば、田中前理事長は釈放される。

 起訴状によると、田中前理事長は2018年と20年に日大の関連業者から受け取ったリベートなど計約1億1800万円の所得を隠し、両年分の所得税計約5200万円を免れたとされる。



 田中前理事長は20日に保釈を請求していた。起訴内容を全面的に認めていることから、地裁は証拠隠滅の可能性は低いと判断したとみられる。【志村一也】