https://www.sankei.com/article/20211221-JG23QYELUFKDLKD2EGZOM4RB2E/
2021/12/21 23:49



ドイツ海軍トップのシェーンバッハ総監(海軍中将)は21日、訪問先のシンガポールで講演し、2022年にインド太平洋地域に空軍とサイバー防衛の部隊を派遣すると述べた。中国をにらみ、ドイツは同地域の国際秩序と平和の維持に貢献する方針で、艦船を定期的に派遣する意向を示している。

シェーンバッハ氏はフリゲート艦「バイエルン」の寄港に伴い、シンガポールを訪問。講演では「派遣する艦船の補給拠点を作るため、シンガポールや日本、韓国と交渉したい」と述べた。

シェーンバッハ氏は講演に先立つ記者会見で、23年には2隻の艦船をインド太平洋地域に送るとも説明した。(共同)