https://www.sankei.com/article/20211224-Y7QFGENNLZLEHMSLDJUCWOVKKM/
2021/12/24 11:43


https://www.sankei.com/resizer/Oa7uzoEeWCFvD8yKeNu1jG2RzWw=/1200x0/smart/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/R2VUASGUMROA5HGKNXN5EZ3PF4.jpg
JA会津よつばが開いたコメの発送式。米国で開かれる日本食イベントに出展される=24日午前、福島県会津若松市

JA会津よつば(福島県会津若松市)は24日、東京電力福島第1原発事故後の日本産食品の輸入規制を9月に撤廃した米国へ向け、コメの発送式を行った。福島県によると、県産米は東南アジアなどに輸出されてきたが、米国に対しては事故前を含め初めてだという。

今回送るのは県のオリジナル品種「天のつぶ」140キロ。NPOなどが来年3月にロサンゼルスで主催する日本食イベントに出展する。

農林水産省によると、米国は日本にとって香港、中国に次ぐ第3位の農林水産物・食品の輸出相手。原発事故後に55の国・地域が始めた輸入規制は、米国の撤廃で14の国・地域に減った。