https://mainichi.jp/articles/20211225/k00/00m/040/059000c

毎日新聞 2021/12/25 12:15(最終更新 12/25 12:25) 440文字




https://cdn.mainichi.jp/vol1/2021/12/25/20211225k0000m040126000p/8.jpg
「ワクチン打ちましたマスク」と後藤社長=山形県大江町で2021年11月16日、小寺泰介撮影

 新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した人に向けて、山形県大江町の「後藤ニット縫製」(後藤忠志社長)が不織布入りの木綿製マスク「ワクチン打ちましたマスク」を販売している。外出機会が増えた首都圏在住者らから注文が相次いでいる。

 通常の布マスクと立体布マスクの2種類で、ベージュやピンクなど6色を用意。注射器のイラストと2回接種を意味する「×2打ちました」の文言を添え、ワクチン接種を終えたことが一目で分かるようにした。



 10月4日の発売以降、今月24日現在で、約1万枚を売り上げた。米国や韓国など海外にも出荷し、「周りに安心感を与えられる」「注射器のデザインが可愛らしく、付け心地も良い」などといった声が届いている。布マスクは3枚セットで1800円、立体布マスクは2枚セット1400円。同社ホームページから購入できる。

https://cdn.mainichi.jp/vol1/2021/12/25/20211225ddlk06040373000p/9.jpg
「ワクチン打ちましたマスク」と後藤社長=山形県大江町で2021年11月16日午後1時50分、小寺泰介撮影

 3回目のワクチン接種開始に向け、「×3」マスクの販売も計画中。後藤社長は「互いの安心感や相手に対するさりげないアピールにつながれば」と話している。【小寺泰介】