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2021/12/25 15:31



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モニター越しに秋田県の関係者と乾杯するエバー航空の孫嘉明総経理

(台北中央社)エバー(長栄)航空は24日、秋田県と共同で同県の名物料理が味わえるクリスマス夕食会を北部・台北市内のホテルで開いた。新型コロナウイルスの流行で海外旅行が制限される中、約80人が日本の味を楽しんだ。

同社によると、きりたんぽ鍋や和牛の炭火焼き、稲庭うどんなどが提供された。いずれも秋田から空輸された食材や特産品を使用。料金は1人分2500台湾元(約1万円)で、販売開始から間もなく完売したという。

夕食会では秋田県の関係者が、郷土料理や日本酒、観光情報をリモートで紹介したほか、秋田犬やなまはげが登場し、会場を盛り上げた。

同社の孫嘉明総経理(社長)によれば、台北(桃園)と秋田を結ぶ直行便は2005年から運航。新型コロナの影響で現在の日本路線は東京、大阪、福岡便のみとなっているものの、ワクチン接種率が上がっているとし、海外旅行の早期再開に期待を寄せた。

中部・台中市から来たという頼さんは「まだ秋田は行けないので、先に日本から直送された秋田料理を楽しんだ」と満足顔。日本旅行の思い出が懐かしいと話す陳さんは「今度は実際に秋田に遊びに行きたい」と意欲をみせた。

(汪淑芬/編集:齊藤啓介)