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 ひろしげ
2021年12月25日

以前、インドの教員試験でビーサンとブルートゥースを利用したカンニングが発覚、という事件をご報告したことがあった。今月23日に類似の事件が報道されたのでご紹介したい。
今度は警官採用試験にてカンニング!
前回と同じく場所はインド。今回は”警官採用試験”、かつブルートゥース機器の仕込み先は”カツラ”、という突っ込みどころ満載の事件である。

https://www.youtube.com/watch?v=BjeRJgmfiW0

カンニング機器の仕込み先は”カツラ”
男性はカンニング用にカツラ内部へ通信受信可能なブルートゥース機器を仕込み、ウッタル・プラデーシュ州の警察官登用試験を受験しようとしていた。
動画にあるように事前の検査(金属検知器であろうか?)であっさり検知され、その場で御用となったようだ。

インドでは以前より試験でのカンニング横行が問題視されており防止対策も練られている模様で、今回はそれが功を奏した形である。

しかし、不正を取り締まる警察の志願者がカンニングとは・・。彼もよほど警官になりたかったのであろうが、情状酌量の余地もない行為である。動画内では「公務員になりたいが為の窮余の策か?」とコメントされている。

その工夫と情熱を別の形で生かす道はなかったのか残念でならない。
カツラの下の髪の毛がフサッフサだった点も同様に残念だ。ツルツルだったらほんの少しは同情できたかもしれない。

参照元:IndianExpressOnline