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2021/12/26 18:56



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EMU3000に試乗しようとする人たち

(台東中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)の日本製新型特急列車、EMU3000型が26日午前、初めて北部・樹林(新北市)に向け、東部・台東を出発した。蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)や王国材(おうこくざい)交通部長(交通相)ら政府要人に加え、東部の地元民200人が試乗した。29日から営業運行に投入される。

29日から樹林−台東間で1日6本運行される予定で、北部の都市と東部間の輸送力増強が見込まれている。26日の出発前には初めての運行を記念する式典が台東駅で催され、蘇氏はあいさつで、東部の人々の帰省がより便利になることを期待する考えを示した。

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初運行を記念する式典であいさつする蘇貞昌氏

台鉄は2019年、日立グループに都市間特急車両600両を発注。1編成12両で50編成。第1陣となる12両が今年7月末、台湾に到着していた。

蘇氏はあいさつで日立グループにも言及。莫大な資源を投じ協力してくれたとして謝意を示し、東部の交通の改善に向けた重要な一歩となったと喜んだ。

(李先鳳/編集:楊千慧)