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毎日新聞 2021/12/27 20:27(最終更新 12/27 21:19) 589文字




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インタビューに答える東京都の小池百合子知事=東京都新宿区で2021年12月27日、藤井太郎撮影

 東京都の小池百合子知事が過労による静養から本格的に公務に復帰して1カ月たった。小池氏は27日、毎日新聞のインタビューに応じ、「新型コロナウイルス対策に奔走した、総力戦で対応した」と1年を振り返った。来夏の参院選については「私は都政にまい進しております」と述べ、どのような立場で臨むかは明言しなかった。

 小池氏との一問一答は以下の通り。

 ――この1年の感想を。

 ◆新型コロナウイルス対策に奔走した、総力戦で対応した1年だった。東京オリンピック・パラリンピックは無観客という特異な大会になったが、動画は世界でのべ280億人が見た。コロナ下での大会の成功で、危機管理とレガシー(遺産)が都政の鍵となった。



 ――国政転出や辞職の可能性に触れる報道も相次いだ。2024年の任期満了まで知事を務めるか。

 ◆私に聞かないでいただきたい。都政にまい進していることはお分かりの通りだと思います。

 ――国民民主党との関係も含め、来夏の参院選ではどのように対応するのか。

 ◆私は都政にまい進しております。

 ――都民ファーストの会は衆院選でも候補擁立の動きがあった。

 ◆それは都民フに聞いてください。

 ――残り任期で特に力を入れたい政策は。

 ◆30年のカーボンハーフ(温室効果ガス排出量50%削減)に向けたタイムラインをつくらないといけない。そのツールが太陽光発電。東京としてできることをやっていく。