https://mainichi.jp/articles/20211228/k00/00m/010/196000c

毎日新聞 2021/12/28 16:46(最終更新 12/28 16:50) 有料記事 709文字




 立憲民主党は皇位継承策を先送りした政府の有識者会議最終答申には問題が多いとして、検討委員会を2022年1月に設置し、党としての考え方をまとめる。皇位継承問題に長く関わっている野田佳彦元首相をトップとし、国会での議論で主導的な役割を果たすことを目指す。

 12月27日の準備会で野田氏は最終答申に関し「危機感を持っている。安定的な皇位継承を確保するための諸課題について整理しておらず、先送りしている」と批判した。

 委員会は泉健太代表の直轄組織とし、委員長に野田氏、委員長代行に長浜博行元環境相、事務局長に馬淵澄夫国対委員長が就く。野田氏は首相時代に女性宮家創設の検討に関与。長浜氏は旧民進党時代に設置された「皇位検討委員会」の委員長を務めた経緯がある。

この記事は有料記事です。
残り384文字(全文709文字)