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2022年01月07日16時46分

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(左から)トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車のロゴマーク(いずれもAFP時事)




 【北京時事】日系自動車メーカー大手3社の2021年の中国新車販売台数が7日、出そろった。トヨタ自動車が過去最高を更新する一方、ホンダと日産自動車は前年割れとなり、明暗が分かれた。


 トヨタは前年比8.2%増の194万台。半導体などの部品不足が生産の足かせとなったものの、政府の景気刺激策を背景とした堅調な需要に支えられた。
 ホンダは4.0%減の156万台、日産は5.2%減の138万台。ホンダは3年ぶりのマイナスで、日産は3年連続の落ち込みとなった。
 21年の中国全体の販売総数は未公表。中国自動車工業協会は3.1%増の2610万台と、4年ぶりの増加を見込んでいる。ただ、長引く半導体不足に加え、新型コロナウイルスの感染再拡大も響き、21年5〜11月の月間販売台数は前年割れが続いた。