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2022/1/8 18:07


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自民党・世耕弘成参院幹事長(矢島康弘撮影)

自民党の世耕弘成参院幹事長は8日、菅義偉政権が約1年の短命で終わったのは、首相秘書官の配置に起因しているとの見方を示した。岡山市で開かれた石井正弘参院議員の会合でオンライン講演し、「菅首相が官房長官時代の気心知れた秘書官たちを、そのまま首相秘書官にスライドさせたことが失敗の要因だ」と述べた。

世耕氏は、安倍晋三政権下では、首相秘書官が他省庁と十分に調整した上で首相に報告していたと説明。菅政権では官房長官時代のように「全ての案件が直接、首相に持ち込まれる」と指摘し、「(情報が)オーバーフローして、判断ミスや拙速な判断がされていったのが一番の問題」とした。

岸田文雄政権の首相秘書官に関しては「官僚のチームが良い感じでできている。霞が関のマネジメントは非常にうまくいっている」と評価した。