https://www.jiji.com/jc/article?k=2022010900092
2022年01月09日07時03分




 【ワシントン時事】米政府高官は8日、ウクライナ情勢の緊張緩和策として、米国とロシアの双方が東欧での軍事演習やミサイル配備を制限することを提案する意向を明らかにした。10日にジュネーブで開かれる米ロの「戦略的安定対話」を前に電話会見で語った。
 高官はロシアといくつかの分野で合意できる可能性はあるとしつつも、「双方が原則として同じ約束をしなければならない」と指摘。その上で「戦略爆撃機の飛行訓練や地上演習を含む軍事演習の規模と範囲について、互いに制限を設けることを話し合う用意がある」と述べた。