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毎日新聞 2022/1/10 13:48(最終更新 1/10 13:48) 310文字




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警視庁の一日通信指令本部長に任命され、模擬の110番受理を体験する本田望結さん=東京都千代田区の警視庁で2022年1月10日午前10時13分、土江洋範撮影

 「110番の日」の10日、女優でフィギュアスケート選手の本田望結(みゆ)さんが警視庁の一日通信指令本部長を務め、110番の適切な利用を呼びかけた。

 同庁によると、東京都内の昨年の110番は約163万7000件あり、うち17%が道案内の要望やいたずらなど不要不急とみられる通報だった。同庁は事件事故への対応が遅れる恐れがあるとして、緊急ではない困りごとについては警察相談ダイヤル「#9110」への電話を求めている。



 本田さんは、千代田区の同庁本部で模擬の110番受理や無線指令を体験。「安全な暮らしはみんなの『望』み。正しい利用が実を『結』ぶ」と自身の名前にかけた標語で二つの番号を使い分けるよう呼びかけた。【土江洋範】