https://www.cnn.co.jp/usa/35181849.html
2022.01.10 Mon posted at 15:24 JST




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ロリー・アンジェロッタさん(43)/Placer County Sheriff's Office

(CNN) 米カリフォルニア州中部トラッキーのスキー場でクリスマスから行方不明になっていた男性の遺体が、この週末に発見された。現地の保安官事務所がフェイスブックへの投稿で明らかにした。

ロリー・アンジェロッタさん(43)は先月25日に友人たちと食事する約束があり、その前にスキーに行くと話していた。待ち合わせの場所に現れなかったため、友人らが当局に届け出た。

これを受けて地元のボランティア団体や保安官事務所など計17機関から220人が出動し、強風や吹雪、夜間には零下7〜12℃にもなる厳寒、2メートルを超える新雪の中で6日間、捜索を続けた。チームは30日、この気象条件下での生存は絶望的として、捜索を打ち切った。

遺体は8日、スキー場の北で見つかった。チームによると、アンジェロッタさんは雪で視界がゼロになる「ホワイトアウト」現象に見舞われて遭難した可能性がある。

遺族はこれまでに寄せられた支援と、2週間に及んだ捜索活動への感謝を表明した。