https://mainichi.jp/articles/20220110/k00/00m/040/181000c

毎日新聞 2022/1/10 22:03(最終更新 1/10 22:03) 293文字




https://cdn.mainichi.jp/vol1/2022/01/10/20220110k0000m040182000p/9.jpg
大勢の人が待ち受ける中、トレーラーに引かれて交差点を右折する西九州新幹線「かもめ」=長崎県東彼杵町で2022年1月10日午前1時29分、綿貫洋撮影

 今年秋に開業する九州新幹線長崎ルート(西九州新幹線、武雄温泉―長崎)の新車両「かもめ」(N700S)が10日未明、陸揚げされた長崎県川棚町の川棚港から同県大村市のJR九州大村車両基地へ大型トレーラーで運ばれた。

https://cdn.mainichi.jp/vol1/2022/01/10/20220110k0000m040183000p/9.jpg
大勢の人が見守る中、トレーラーに引かれて交差点を右折する西九州新幹線「かもめ」=長崎県東彼杵町で2022年1月10日午前1時29分、綿貫洋撮影

 新車両は日立製作所笠戸事業所(山口県下松市)で製造され、一両の長さは25〜27メートル、幅3・3メートル、高さ3・6メートル。6日から海上輸送され、9日に川棚港で陸揚げされた。未明の陸送にもかかわらずルートの国道では近隣住民や鉄道ファンが待機。10日午前1時過ぎ、約200人が待ち構える長崎県東彼杵町の交差点では、かもめが見えると歓声が上がりフラッシュが光った。【綿貫洋】