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毎日新聞 2022/1/11 17:47(最終更新 1/11 17:47) 270文字




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 食品ロスを減らす12日からの実証実験を前に、トマトなどの産地情報が掲載された電子チラシをスマホで確認する関係者=11日午前、東京都墨田区のイトーヨーカドー曳舟店

 日本総合研究所は11日、イトーヨーカ堂や凸版印刷などと連携し、食品ロスを減らすための実証実験を始めると発表した。賞味期限が近づいた食品の価格を下げるほか、電子チラシを使って産地情報を提供して消費者に購入を促し、食品廃棄の削減につなげる。

 実験は経済産業省の委託事業として、12日から2月末にかけて東京都墨田区のイトーヨーカドー曳舟店で実施する。



 値下げは、商品の需要に応じて価格を変動させる「ダイナミックプライシング」と呼ばれる手法を使う。豆腐や菓子パン、甘味類などを対象に、消費期限や賞味期限が迫った場合に表示価格を引き下げる。(共同)