https://hochi.news/articles/20220111-OHT1T51154.html
2022年1月11日 21時23分スポーツ報知


 三井不動産レジデンシャルなど10社は11日、東京五輪・パラリンピックの選手村で活用され、新築住宅として完成予定の「HARUMI FLAG」の「SUN VILLAGE」第1期2次、「PARK VILLAGE」第2期の販売概要説明会をマスコミ向けに、オンラインで行った。

 PARK VILLAGEは、レインボーブリッジを眺めることができるのが特徴で、2〜3LDKを中心に構成。最低価格は6000万円台で、最高価格は1億400万円となっている。

 また、SUN VILLAGEは、商業施設が隣接するなど、利便性に優れており、都会の夜景も楽しむことができ、2〜4LDKを中心に構成。最低価格は4900万円台で、最高価格は1億700万円台となっている。

 11月に行われた「SUN VILLAGE」第1期、「SEA VILLAGE」第2期の販売では、631戸に対し5546組の申し込みがあり、最高倍率は111倍(平均倍率 約8・7倍)と驚異の数字をたたきだした。

 人気の要因について、三井不動産レジデンシャル、東京オリンピック・パラリンピック選手村事業部の中塚純太さんは「晴海フラッグは、リモートワークに適した共用施設がたくさんあり、テラスやカフェなど街の中に自分だけのサードプレイスを見つけられるのが魅力。今までは通勤第一でしたが、生活のしやすさを求める声が強くなっています」と説明。

 不動産コンサルタントの岡本郁雄氏は「コロナによって働き方に変化が出たことは高く評価されていることに影響している。生活の利便性を求める意識が高くなっています」と分析した。

 見学会は14日から開始し、販売開始は3月下旬を予定している。